Hawaii不動産の魅力~人気の理由
8つの主要な島と100以上の小島からなる”ハワイ諸島”は、常夏の島と言われる通り、年間を通して温暖な気候で、世界中の人々から憧れられる人気のリゾートとしてその名を知られています。
それと同時に、実は、不動産投資先としても非常に高い人気を誇っています。
特に、オアフ島ワイキキ周辺は稼働率が高く、空室リスクが少ないため、高いニーズを集めています。
その人気の理由として、高い資産性が挙げられます。
過去のバブル崩壊やリーマンショック、また今回のリーマンショックなどの経済危機に際しても、価格が非常に安定しているからです。
取引数は15年ぶりに、過去最高水準を達成
ホノルルリアルター協会が発表しているマーケットレポートによると、一戸建ておよびコンドミニアムの販売数は、2020年には新型コロナウィルスの影響により一時的に減少したものの、2021年は大きく回復しています。
一戸建てについては2005年以来15年ぶりに4,500件を超えて前年比117.9%up、コンドミニアムについても同様に2005年以来15年ぶりに7,000件を超えて前年比153.1%の大幅増となりました。
取引価格は過去最高を大きく更新!
2020年、新型コロナウィルスが流行しハワイへの渡航制限が厳しい状況下であっても不動産価格は下落せず上昇を続けた。また、2021年はアメリカ全土で不動産価格が高騰した影響で、ハワイでも過去最高価格へと相場が大きく上昇。
2021年、一戸建てについては、8月に史上初となる中央価格1ミリオンを突破、コンドミニアムについては50万ドルを突破するなど、新記録を達成した記念すべき年となった。
三種類ある「ハワイ不動産投資」のカタチ
ハワイの不動産には、日本の不動産とは異なる三つの運用方法があります。
まずはその三つの方法について確認しましょう。
【ホテルコンドミニアム】
ホテルとして運営されている物件の一室を所有し、現地に滞在中は自らが利用し、利用しないときは一般向けのホテル客室として宿泊者に貸し出し、その稼働に応じた賃料収入を得る。
【バケーションレンタル】
個人や法人が所有している戸建てやマンションを「管理会社」を通じて、旅行者などを対象に、短期間(6カ月未満)で貸し出すシステム。
ホテルコンドに比べて、サービスが劣る分、費用が抑えられている点や、キッチンが併設されていることが多いなどが特徴です。
ただし、ハワイでは2019年に30日以内の貸し出しが禁止される、通称「バケレン禁止法」が成立したため、短期貸し出しが可能なエリアは限られています。
【長期賃貸】
所有する物件を6か月以上の長期間で貸し出すシステムです。
ハワイでは6か月以下では消費税等の税金が掛かるなど、税負担が高くなるため、6カ月という期間が大きな境目となります。
運用スタイルに合わせて選ぶ
自身がハワイ旅行の際に利用したい方は、比較的オーナー自身が自由に利用し易い「バケレン」がお勧めです。
あらかじめ利用したい日程を事前に抑えておくことで、その期間は自由に利用可能となります。
また、ホテルコンドミニアムは、自分が使いたい日程が既に予約済みであった場合に、類似条件の別の部屋をレンタル出来るケースもありますが、ホテルの運営形態次第で異なるので、事前に確認をすることが重要となります。
なお、「長期賃貸」での運用を考える場合、オーナー自身の利用は難しいので注意が必要です。